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  医師 山内四朗
 

膝の怪我

 歩く、走る、跳ぶなどの動きの殆どは、
膝が関与しています。

膝関節は構造的にはふとももの骨(大腿骨)
スネの骨(脛骨)の間を結ぶところで、この二つの
骨の間には、クッションの役割を果たす半月板という
軟骨組織があります。

半月板には、内側と外側の二つがあり、
また膝の中には、十字にクロスしている十字靭帯
膝の外側と内側にも、それぞれ外側側副靭帯
内側側副靭帯があり、膝が前後左右に動き過ぎない
ように、厳重に守っています。

 膝に大きな外力が加わると、靭帯が切れたり、
半月板が断裂することがあります。

 

 

膝を怪我した場合、応急処置としては先ほどのRICE療法でよいのですが、
膝の構造が複雑なため、診断は困難で専門医を受診するようお薦めします。

どの部位が傷んでいるかによって治療法が
異なりますし、治療後の経過も異なります。


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