整形外科を開業していますと、子供から大人までいろいろな怪我をされた方が、
私どもの病院を受診されます。
今回は、普通よく見られる怪我について述べさせていただきます。
まず怪我をした場合、どんな事に注意すべきでしょうか?
次の四つについてチェックして下さい。
一、怪我をした時の状態は?
どういう格好で、どんな状況で、落ちた、転倒した、ひねった、打撲したなど。
二、動けるか?動かせるか?手足が動くか?立てるか?
歩けるか?シビレはないか?
三、痛みは強いか?我慢できるか?
四、怪我をしたところが変形しているか?腫れが強いか?
以上の点がチェックポイントです。
高い所から落下した、強い痛みがある、激痛が続く、変形している、痺れている、
立てない、歩けない、みるまに腫れてきたといった状況であれば、直ちに医療機関を
受診して下さい。重大な怪我である事が多いからです。
それでは、覚えておくと良い『受診するまえの応急処置』と
『緊急を要する怪我について』説明します。 |