医師が話す整形外科の病気

 

 
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  医師 山内四朗
 

足首の捻挫 (足関節の捻挫)

 

 関節では、骨と骨が靭帯というもので結ばれていますが、特に足関節は、多くの靭帯でしっかり守られています。

しかし、足には全体重がかかりますし、
靭帯も多いので、捻挫も多く生じます。
普通、足首を内側に捻ったときに、この
怪我が生じます。
内側に捻った事によって、外側の靭帯が
伸びたり、部分的に切れたりします。
ひどい時には、靭帯が完全に断裂することも
あり、 足首の 外くるぶしに 痛みと 腫れが
生じます。

応急処置としてはRICE療法を行いますが、腫れと痛みの具合によって、
また靭帯の損傷の程度によって、治療法が異なるので、正しい診断が必要となります。

普通、2~3週間の間、なんらかの固定を要する事が多いようです。
捻挫の程度がひどいものや、靭帯が切れているものを放置しておくと、
足首の痛みが取れず、捻挫を繰り返す(習慣性)ようになります。




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