R(安静)・I(冷却)・C(圧迫)・E(挙上)が、骨折・脱臼・ 捻挫治療の基本ですが、中でも患部の安静(固定)は、不可欠かつ、最も重要です。 固定期間中のポイントを是非、知っておいて下さい。
上記のような症状がある場合は ただちに医師の診察が必要となります! すぐに病院に連絡して下さい。
※また、ギプスで固定することにより 患部はしめつけられ、腫れる事があります。 腫れている時はなるべく、固定している手や足を、 座布団の上などにのせ、上げておくことで腫れを 軽減させることができます。
※ギプス装着中、こんなことに困ったら・・・?
・とにかくカユイ!→細長い棒状のものを差し込んでかいたり、 又、氷などで冷やす事も効果アリ!です。
・臭ってくる→ギブスの内側に巻いてある綿が、濡れて臭うことが 多いので、なるべくギブスを濡らさないようにしましょう。
くれぐれも、医師の診察を受けずにギブスを外してしまったり、 一部をカットしてしまったりすることのないようにして下さい。 「困ったな」と思ったら、まずはご相談下さい。
★創傷を十分におおうことによって物理的、 化学的、細菌学的な刺激をさけ、 回復を早めようとするものです。
1.包帯をあまり強く巻くと、血管が圧迫されて、 血液の循環が悪くなることがあるため、手、 足の先の部分(末梢)の皮膚の色や 感覚の変化を常に見るようにしましょう。
2.傷がある部分に巻く場合もあるので、 包帯はなるべく清潔なものを使用しましょう。 ★固定用の弾力性のある包帯などは、1本巻くことで固定の意味を なすものもあります。包帯が多いからといって、半分に切って}しまう などということは、避けて下さい。