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  院長 山内四朗
 

指の怪我

 指に受けた怪我を一般に、突き指といいます。
スポーツによって起こる事が多いのですが、
そうでない場合も多く見られます。

実際には指の関節の捻挫、腱や靭帯の断裂
脱臼骨折などがあります。
脱臼やひどい骨折の時には指が曲がり、
外見から異常がはっきりわかりますが、
変形がなくても骨折している事もあります。
レントゲンなどで、精査することが必要です。

突き指の直後に、指を引っ張る人がいますが、
全く無意味怪我を悪化させることもありますので、
しないようにしましょう。

正しい診断をして治療をする事が、予後に重要です。指の脱臼、骨折、腱や靭帯の損傷を放置しておくと指の関節の動きを悪くし、変形が残り、日常生活も不自由になることがあるからです。

 野球などのボールゲームに、多く見られる突き指の一つに、槌指(つち指)
あります。薬指、小指に多く、指先が曲がったまま伸びなくなります。この怪我は
指先を伸ばす腱が切れる場合と、この腱の付着部の骨折(剥離骨折)によるものとの
二つの場合があり、骨折が大きい時には脱臼骨折することもあります。
痛み、腫れ、指先が伸びない時にはこの怪我と考えて間違いないでしょう。

放置しておくと、指先がのびなくなりますので、治療が必要です。



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