Q1漢方薬を食前に飲む理由は?
A1食事と混ざって効果が落ちるのを防ぎます。
食前30分前、もしくは食後2時間後が望ましいです。
Q2風邪に漢方薬が効くのはなぜ?
A2漢方で体温を上げることで、ウイルス量を減らすからです。
熱でウイルスをやっつけるイメージです。
Q3漢方には、~湯、~散、~丸…いろいろありますが、飲み方の違いは?
A3~湯は、お湯に溶かして飲みます。~散は匂いが大事で、
匂いを嗅ぎながら飲むと良いとされています。~丸は、
ハチミツで丸めて飲む(舐めてジワジワと飲むように…)と
言われていました。基本、~湯と付く漢方薬以外は、
直接服用するのが良いでしょう。
Q4内服する期間の目安は?
A4例えば、足がつるなどの痙攣に効く芍薬甘草湯
(しゃくやくかんぞうとう)は5分以内。風邪の初期の熱や
痛みに効く麻黄湯(まおうとう)は、数十分~2時間。
時間が経っても効果がなければ、追加してもう1包飲めば良いでしょう。
Q5漢方薬を何種類も併用するのは良い?
A5できることなら、1剤が望ましいです。
Q6抗生物質と漢方薬を一緒に飲むと効果が弱まる?
A6抗生剤で腸内細菌が減り、漢方薬が分解されにくくなるため、
本来の効果が得られなくなります。抗生物質が処方された時は、
無理に漢方薬を飲まなくても良いです。 |