知ってて得するお勉強タイム

 

 
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新生児のころは70~80%だったものが、高齢者になると50%まで減少してしまうのです。
まず始めに、一体、水分はどんな働きをするのか説明しましょう。


栄養バランスには気をつけていても、水分摂取はあまり気にしない方は多いのではない
でしょうか。

では…失われたままだと、どうなってしまうの…?
まず、真っ先に体は栄養素を運ばなくなります。肌がカサカサ…風邪をひきやすく
血の巡りが悪くなり、ドロドロになった血が詰まり(血栓)、心筋梗塞や脳梗塞などの
重大な病気の引き金になってしまいます。
老廃物がたまり、筋力の働きも悪くなり…便秘になり…。70%のうちわずか5%が
失われると死に至ります。おおコワ…。
体の大切な機能のほとんどに水分が含まれていることを考えれば、どれだけ大切かが
分かりますね。

 
  1. 加齢によって水分を蓄えるための筋肉が減少し、体内の水分が少なくなる。
  2. 水分調節において重要な腎臓の機能が低下。尿量が減る。
  3. 体の感覚が鈍くなり、のどの渇きも感じにくくなっているだけ。水分が必要でも
    本人が気づかないだけなんです。

のどが渇いたと感じる時には、すでに脱水症状というケースも。

 
  1. のどが渇いた時や動いた後、一気に水分を補給するのは、胃酸が薄まってしまい
    食欲不振や消化不良を起こします。
  2. 1回コップ一杯程度(150~250ml)を1日6~8回にわけて飲み、こまめに
    とるようにしましょう。
  3. とりやすいタイミングとして、朝起床時、食事時、スポーツやウォ-キング時、
    トイレ後、入浴前後、就寝前、などがあります。ムリなくとれそうですね。
    また、汗をかく前にと意識づけてもいいですね。
 

コーヒーやお茶のカフェインは利尿作用があるため、ノンカフェインの麦茶が良いでしょう。
汗をかいた後は、塩分もとれるスポーツドリンクがおすすめです。

年齢別必要量からの算定方法
必要水分量(ml/日)= 年齢別必要量(ml)× 実測体重(kg)
25~55歳の場合:35ml/kg/日
55~65歳の場合:30ml/kg/日
65歳以上の場合:25ml/kg/日

たとえば、年齢60歳 体重60kgの人であれば
30(ml)×60(㎏)=1800 
     1800ml 1.8lです。
 

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