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花粉症はスギやヒノキなどの花粉が原因となるアレルギー性の病気です。
花粉症を引き起こす植物は多岐に渡り、日本では約50種類が報告されています。
代表的なものはやはりスギで全体の約70%を占めます。




※IgE抗体とは・・・ 花粉を排除すると判断した場合、体が
作り出す花粉と反応する物質のこと。



主に鼻と眼にあらわれる !!
① くしゃみ … 外から入った異物を外に出そうとする防御反応です。
連続して何度も起こるのが特徴です。

② 水様性鼻汁 … 鼻水は水様性で、いくらかんでも出てきます。

③ 鼻閉(鼻づまり) … 鼻閉は鼻粘膜が腫れたり、血流が悪くなり重症化
すると、両方の鼻が完全につまります。口呼吸を
しなければいけなくなります。

④ 眼の症状 … 激しいかゆみ、結膜充血、涙目などがあります。



 
① 鼻 汁 中 好 酸 球 数 … 鼻汁を採取し、鼻汁の中の好酸球数を調べます。
  
② 鼻 誘 発 テ ス ト … 花粉エキスを鼻の粘膜に付着させ、花粉を吸い
こんだ時と同 じ状態を作り、くしゃみなどの
症状が出ないかを調べます。
  
③ 皮 内(皮膚)テ ス ト(スクラッチテスト、
   プリックテスト)
… 花粉エキスを腕に1滴たらし、針で軽い傷をつけ
(また は注射し)、皮膚の膨疹や発赤がないかを
見ます。 判定時間は15分~20分です。紅斑10mm
以上、膨疹5mm以上が陽性となります。

④ 血 清 特 異 的
IgE 抗 体 定 量
… 血液中の血清に含まれる花粉に特異的なIgE抗体の
値を知る検 査です。
  
    
症状を軽減する対症療法と根本的に治す根治療法

① 対症療法 → 作用機序の異なる薬剤を重症度に応じて単独または併用で
使い分けます。

主な薬剤  
●抗ヒスタミン薬(第1世代、第2世代)
  →

くしゃみや鼻汁が主症状である場合(第2世代が)
よく使用されます。効果発現は数日と他の薬剤より
即効的で持続性。副作用として多少眠気が出ることが
あります。

 
●抗ロイコトリエン(LTS)薬
  → 鼻粘膜の血流を改善する効果があり、鼻閉が
主症状の場合に使用されます。効果発現は
内服開始後1週目です。
 
●化学伝達物質遊離抑制薬
  →

肥満細胞から化学伝達物質の放出を抑制します。
くしゃみ・鼻汁が主症状の場合に使用されます。
効果発現は2週間程度要します。

 
●鼻噴霧用ステロイド薬
  → 鼻閉が主症状の場合に使用されますが、くしゃみや
鼻汁の改善効果もあります。局所で高い効果を発揮し、
全身性副作用が少ない安全性が高い薬剤です。
 
●点眼薬
  → 化学伝達物質遊離抑制薬、抗ヒスタミン薬が主体です。
症状が激しい時はステロイド点眼薬が使用されることが
あります。眼圧上昇に注意が必要です。


② 根治療法 → 「減感作療法」があります。花粉の抽出液を最初は低い濃度から
注射で投与し、少しずつ濃度を上げ、花粉抗原に対する免疫を
獲得させる方法です。花粉症の季節が始まる3ヵ月前以上から
始め2年間以上続ける必要があります。


③ 初期療法 → 毎年、激しい症状がみられる患者さんに有効です。花粉飛散開始
とともに、また症状が少しでも現れた時点で薬物療法を開始する
ものです。症状の重症化を抑えられます。



なるべく花粉が体に入ってこないようにする
工夫や注意が大切です!!
参考文献/ 「花粉症の正しい知識とセルフケア」:大久保公裕先生

●花粉情報をチェック   ●玄関でシャットアウト   ●外出したら、洗顔やうがいを
前日または当日の未明まで
雨で、急に天気が回復する。
南風が吹いて気温が高くなる日。
この時は要注意!!
  衣類・ペットなどについた
花粉は玄関でシャットアウト。
なるべく室内に持ち込まない
工夫と努力を。
  体についた
花粉はきちん
と洗い流しま
しょう。
   
 
●洗濯物・布団にも注意!!
花粉が付着し、
寝ている間の
症状悪化に
つながることが
あります。花粉
       
●外出時は完全防備   ●ドア・窓を閉める  
帽子・メガネ・マスク・マフラーを   こまめに花粉の侵入を防ぐ。   の大量飛散日には外に干さない
ようにしましょう。干してある場合
はよくはたきましょう。
身につけて。
コートもツルツル
した素材を選び
ましょう。
     
  ●掃除はこまめに  
  室内にもかなり花粉が侵入。    


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