主な薬剤 |
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●抗ヒスタミン薬(第1世代、第2世代) |
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くしゃみや鼻汁が主症状である場合(第2世代が)
よく使用されます。効果発現は数日と他の薬剤より
即効的で持続性。副作用として多少眠気が出ることが
あります。 |
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●抗ロイコトリエン(LTS)薬 |
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鼻粘膜の血流を改善する効果があり、鼻閉が
主症状の場合に使用されます。効果発現は
内服開始後1週目です。 |
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●化学伝達物質遊離抑制薬 |
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肥満細胞から化学伝達物質の放出を抑制します。
くしゃみ・鼻汁が主症状の場合に使用されます。
効果発現は2週間程度要します。
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●鼻噴霧用ステロイド薬 |
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鼻閉が主症状の場合に使用されますが、くしゃみや
鼻汁の改善効果もあります。局所で高い効果を発揮し、
全身性副作用が少ない安全性が高い薬剤です。 |
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●点眼薬 |
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化学伝達物質遊離抑制薬、抗ヒスタミン薬が主体です。
症状が激しい時はステロイド点眼薬が使用されることが
あります。眼圧上昇に注意が必要です。 |