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   ★『水虫』は、『白癬菌(はくせんきん)』による感染症で、感染した部位の皮膚に
     水ぶくれ・発赤・かゆみなどを伴います。水虫で最も多いのは足の水虫です。
     日本では、医師の治療を受けていない人も含めると、1千万人以上の人が水虫に
     なっていると推定されています。
     年齢別では、20~30歳代の青年層が患者の半数近くを占めています。
     男性、女性の性別による頻度はとくに差がありません。

水虫やいんきんたむしを引き起こす白癬菌は真菌の仲間です。
真菌とはキノコやカビ、酵母などの総称で、中にはコウジカビ
やビール酵母、ペニシリンを作る青カビのように人間に役立つ
ものもある一方で、白癬菌のように人間に寄生して病気をおこす
厄介なものもあります。白癬菌は通常、皮膚の一番外側の角質層
に感染します。
角質層はケラという丈夫なタンパク質からなり、外界からの有害なものが体内に侵入するのを防ぐ役割をします。
白癬菌は、このケラチンを分解して栄養源とし、湿度70%以上
温度15℃以上になると活発に増殖し、増えると水虫の症状が
現れます。
特に足の指の間は湿度95%以上温度32℃以上
になると、水虫にかかりやすくなるのです。


 
① 頭に寄生すると「頭部白癬」・・・・・・・シラクモ
  
② 内股に寄生すると「股部白癬」・・・・・・インキンタムシ     
③ 手に寄生すると「手白癬」・・・・・・・・手の水虫  
④ 足に寄生すると「足白癬」・・・・・・・・足の水虫   
⑤ 爪に寄生すると「爪白癬」・・・・・・・・爪水虫
⑥ それ以外の体に寄生すると「体部白癬
          ・・・・・・・・タムシ・ゼニタムシ
 
☆注意・・・①、⑤は治療しにくいタイプです。
 
 

 

  

水虫治療の5つのルール

①水虫の正しい知識の習得

②「必ず治す」という強い意志を持つ

③根気よく継続治療

④薬は1日1回塗る

⑤家族そろっていっせいに治療する

 

”飲み薬” と ”塗り薬” があります

★飲み薬の場合・・・少なくとも3ヵ月半年~1年はきっちり飲むことが必要です。

★塗り薬の場合・・・自覚症状がなくなっても、1ヵ月以上は塗ることが必要です。

  ※治療せずに放っておいた水虫は、治療に1年以上かかることもあります。

 
 水虫は、症状がよくなったからといって、菌が全部死んだわけではありません!!
菌が少しでも残っていれば、治療をやめるとやがて息を吹き返して元のようになります。
当院でもどんどん相談してみてください。

一緒に水虫をやっつけましょう~




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