薬には色々な作用があります。
病気に対して良いほうに働くのが主作用で、その人に対して
具合悪くなるのが副作用です。
薬によっては眠くなるという副作用がありますが、これを眠り
薬に使えば主作用になります。 薬の効果は、有効な作用と
副作用の兼ね合いです。
この患者さんには副作用を少し我慢しても、この薬を使った方が
いいと判断するかどうかです。あまり副作用、副作用とさわぎ
たてると医師も薬を使わないで、結局病気が長引いたり、ある
いは治らないことになり、患者さんにとって損失になります。
あぶない言い方をすれば、毒にもならないものは薬にもなら
ないのです。 |