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標準体重をオーバーしても肥満であるか、ないか。
それは見た目や体重ではなく、実は体重に占める脂肪の割合い
“体脂肪率”で決まります。肥満とは、脂肪が増える事なのです。

 


一般に、からだの構成成分を 体脂肪量と、この脂肪以外の量
除脂肪量
とに分けています。
見かけや体重の割に、体脂肪率が高いということは、骨が細く
筋肉の量も 少ないことを示し、いくら 見た目が スマートでも、
こういう場合は健康な体型とはいえません。
又、逆に体重が多くても、脂肪量が適正であれば、肥満とは言いません。

 

女性特有の、下半身につくタイプなら問題はないのですが、
おなかの中に脂肪がつくタイプの肥満は、成人病にかかる
危険性が高いので、注意が必要です。

 

肥満が引き起こすコワーイ病気

 肥満はさまざまな病気を引き起こす。
統計によると肥満の人は、標準体重を維持した人に比べて糖尿病で5倍、高脂血症3.5倍、胆石症3倍、
不妊症3
倍、痛風2.5倍、心疾患2倍
など、病気の発生率が非常に高くなっている

 とくに成人病のリスクが高いのは、内蔵型肥満の人。
皮下ではなく腹腔内、つまり臓器の周りに脂肪がついてしまうため、健康への影響が出やすい
昔から医師の間では、「ベルトの穴が増えると寿命が縮まる」と言われている。
これは内蔵肥満の危険性を、端的に表した言葉だ。

 また、体重が多いとそれだけ負担がかかる。
標準より30kgオーバーなら、10㎏の米袋を3つ背負っているのと同じことだ。
それが下半身についていれば、安定が保てるが、上半身だと腰やひざの関節を痛める原因になる。
肥満は解消できても、成人病や関節障害は、一度なるとなかなか治らない。
病気を引き起こす前に、肥満を防ぐことが大切だ。

 

 



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