現在の新病院が建つ前から、山内整形外科では人工関節の手術に対応
できるように準備を行ってきました。私は県立病院で執刀する傍ら、神戸の
「あんしんクリニック」まで時々研修に行っていました。その病院ではそれぞれの
先生が自分の専門の手術だけを頻繁に行っているため、手術はとてもスムーズ
です。私はその一人の先生を頼り、これまで何度か実際に助手として手術に入り、
その都度手術の流れや工夫するところ、注意すべきところを教えて頂きました。
そしてこれらの経験を生かしてこれまで手術を行って来ました。そしてホームページ
でもお知らせしたように、オーストラリアでの海外研修にも参加しました。しかし
手術は医師だけが行うものではありません。助手や器械出し、外回りの看護師、
リハビリスタッフも人工関節の手術を熟知していなければいけません。そこで
まずは昨年の秋に看護師2人、麻酔担当の北川潤先生と一緒に再びその病院に
研修に行きました。その後は当院で人工関節を行う場合の入院から退院までの
流れを見直し、必要だと思われた以下の処置や検査を始めました。
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