毎月、各部署で時間外に行われる勉強会。
それは受付の勉強会後の出来事…。
勉強会も終わり、ホッとひと息…。
そんな時はもちろん、おいしいものや芸能人、テレビの話で盛り上がるのが女子。
その中の一人が「昨日、本当にあった怖い話（テレビ）、見た？」と。
「ちょっと、もう夜やで、怖い話はやめてや～」と、意外に受付で一番怖がりのSさん。
しかし話しは止まらず「見た見た、メッチャ怖かった～」と、さらに盛り上がる。
Sさんの顔はどんどん引きつっていく…。
今日は眠れない、一人でトイレに行けない、といった状況だろうか。
そして、話も佳境に入ったその時･･･、
「ガタン!!」　誰もいないはずのリハビリ室から大きな音が！！
今の音は何･･･？　ヒェ～、皆、固まる…
そしてガラガラ～…
事務室とリハビリ室をつなぐ戸が開く…ギャー!!
びっくりして、30cmは飛び上がったのではなかろうか･･･Sさん･･･もう半泣き･･･　　
そんなパニック状態の中、ひょこっとリハビリ室から顔をのぞかせたのは、なんと理事長!!　
いつもの優しい笑顔で「お疲れさん、気をつけて帰れや」とにっこり　　
優しい言葉をかけられても、今のSさんの耳に入るハズもない。
先生、なんでこんな時間にリハビリ室にいるんですか　 と怒り心頭!!　
いやいや理事長は、診療後にリハビリ室で走ったり筋トレしているだけで…
夜勤のナースはみ～んな知ってますヨ～!!　
それを勝手にオバケ扱いされて、キャ～って叫ばれてもなぁ…
それにもしオバケが出ても、Sさんの迫力でオバケも逃げ出すだろうに…（ボソッ）。

毎度おなじみHさん。面倒くさがりだが、趣味は貯金。
人は見かけによらず、かなりの倹約家。
ある日、Hさんのボーボーに伸びた髪…。
こうなったのも散髪に行くのが面倒くさいし、お金もかかる。
じゃぁ、行かないでおこうというHさんの性格。
しかし、見るに見かねた同僚から諭され、泣く泣く散髪することに。
翌日、青々と丸刈りにしてきたHさん。
「これでどうだ！」と言わんばかりのドヤ顔で、肩で風を切って歩く。
う～ん、まあまあですかな。
でも、サッパリしてヨロシイ!!って、おーい、ちょっと待った！　
その後頭部はどうなってる？　
なんと刈り残した髪の毛が、エアコンの風になびいているではないか、なんだそりゃ！　
よくよく聞けば、散髪に行くのが面倒でお金もかかるし、それならバリカンを買って、
毎回自宅で散髪しよう！という結果に。
バリカン片手に、自分なりに散髪したのだろうが、見えない後頭部に一束の毛が
残ってしまったという始末…。
二日続けて散髪なんて、もっと面倒だろうに…
リハビリ同僚曰く、「彼は細かいことは気にしない」らしい。
面倒くさがりで、趣味は貯金。細かいことを気にしないって…コラ！　
一体、どんな性格だ、わけわからんわい!!

皆さんご存知だろうか。山内職員の不思議。
およそ50名ほどいる職員。その中になんとＴさん2人、それも同じ部署。Ｓさん2人、
また同じ部署。Ｆさん2人、これまた同じ部署。そしてＭさん3人、そのうち2人も同じ部署。
2人も3人同じって本当にややこしい。
助手のＦさんとかナースのＴさんと呼ばれるうちはまだよろしい。
問題は「若い方のＴさん」と呼ぶ人がいるということ･･･皆さんもうお気づきですよね？
「若い方の」がいるということは･･･
まぁ失礼な呼び方をしても返事しませんけどね！