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まだ網戸の入っていない初夏、
さわやかな風とともに一匹のハエが職員食堂に迷い込んで来た。
ドキっと思うが早いか、奥様のかん高い声!
「ハエ、イヤー!
早く出して!栄養部の責任やよー!」
って、そんなー!
ハエの行動にまで責任持てませんよ(怒)
と思いつつ、追いかけ回し何とか外へ追いやってピッチリ窓を閉めた。
これからは、どんなに暑くったって網戸が入るまでは絶対、窓を開けませんからネ!
みょう字が一緒というのも困ったものである。
職員と同じみょう字の患者さんが来られ、
イヤな予感がしたものの治療の順番が来たので
「Nさ~ん。」と大きな声でお呼びした。
「はーい!」やっぱり・・・
元気よく返ってきたのは聞きなれた職員のNさんの声。
どうフォローしたらいいものか・・その場は笑ってサラッと流しておきました。
って、笑って流されるのが一番怖~い・・・(汗)
長年通院されている患者さんは、
自分が何キロで腰牽引しているのかなど詳しく知っておられます。
ある日、職員が確認のため「○○さんは何キロですか?」とたずねると、
その患者さんは顔を赤らめながら
「お恥ずかしながら74kgあるんです・・」と。
まぎれもなくその方の体重じゃないですか~(汗)
こらー!まぎらわしい聞き方するなー!!
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