S先生、昔から変わらない物腰柔らかなやさしさ、そして鋭い診察に信頼が厚い。
診察には老若男女、様々な患者さんが来られるが、近年、外国の方も多くなった。
ある日、外国の方が腰が痛くて来院された。
患者さんは日本語がお上手で、スムーズに診察が進む。
まず、ベッドにあおむけになり診察。
「では、次にうつ伏せになって腰を診せてください。」
"うつ伏せ"という言葉が外国の方には難しいのか、一度では伝わらなかった。
それを見ていたS先生。「うつ伏せだよ、うつ伏せ…う~ん、腹ばい!」
えっ?! 今、"腹ばい"って言いました?
はい、確かに聞きました。私達はわかってますよ。
でも、外国の方にはチョット…
そこのいた若いナースも「?」という表情になったのは言うまでもありません。
その後、周りにいたナースが身振り手振りで教えて"腹ばい"になってもらい、
無事に診察終了。
ほのぼのとした雰囲気に包まれたのは言うまでもない。
日本語って難しいね
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