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 みなさん、こんにちは。 トップバッターのナース・桜です !!
ハッピーなお話です。
 
 私は田舎生まれの田舎育ち。 こんな私が
メロメロに恋した主人も、私より ず~っと
山奥の超田舎育ち。結婚当初は市内に
住んでいたものの、子供の成長と共に
「山の中」 へ戻ってきた。


 


 片道一時間の通勤はさすがにキツイ が、田舎の血が
ギラギラ流れる私には「山の中」が心地良くてしょうがない
今日この頃。裏の田んぼではゲコゲコ、カエルの声
新緑の眩しい季節 !! 横の畑でもいできた野菜が食卓に
並ぶし 星もキレイ   う~ん幸せ


 そんなある夜。主人が 「キツネがいた」
と言った。 田舎育ちの 私でも野生の
キツネを目撃したことはなく 「そんな~。
北の国からじゃあるまいし。」 と思って
いた。 ある日、ウッドデッキで七輪を
並べて魚を焼いていたら熱い視線を
感じた。 ハッ と振り返ると ・ ・ ・ 
キ、キツネー !!  本当にいた !!
 


   主人は 「ほれ、みたことか。」 私と子供は、
それはもう大喜びで 魚の骨やら ウインナーやら
スルメやら・ ・ ・ あらゆる物を与えまくる。
キツネは少しだけ食べてあとは口一杯にくわえて、
田んぼの向こうの山へ帰って行った。それから
毎晩のようにここへ現れるが、やっぱり少し食べて
あとはお持ち帰り。そして一週間程 姿を見せなかった。


 「どうしてるかな~。」心配していたら、またひょっこりやって
来た。でもガリガリに痩せていた。一週間前は胴体がポッコリして
いたのに・・・。
いつもの場所から「食物ちょーだい !! 」 とねだる顔は別のキツネ
であろうはずはない。 もしかして ・ ・ ・ 。そうなのかな ?
おめでた !?


 一方、家の前の 車庫裏には タヌキが
住んでいる。 丸々して 鼻だけツンと、
とんがってとてもすばしっこい。
これまた主人が 「子ダヌキがいた 」 と。
主人はズルイ。いつも一番に目撃して
いる。本人言わく、「心がキレイだから」
だとか ・ ・ ・ 。 どうしても 子ダヌキが
見たくて、何回も そ~っと近くへ行って
見た。
 



   ある日 ・ ・ ・ いた !! 親ダヌキと子ダヌキ一匹。 「 いた、
いた。」
玄関まで走る私の前を、またまた 二匹の子ダヌキが転がるように
走り去った。子ダヌキ計三匹 ! 驚き !! それからというもの、
もちろん食物を与えたりしてタヌキ一家と仲良くしている。
姿を見せる時間も長くなった。


 キツネもそのうち子ギツネを連れてきてくれるだろうか ・ ・ ・ 。
我が家はキツネとタヌキのレストランと化し、近い将来キツネとタヌキの
化かし合いまで見られるのではないだろうか ・ ・ ・ な~んて。
私のほのぼの田舎生活は永遠に続く ・ ・ ・ のだ !!
ハッピー




     P.S クマには注意 !!


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